2022年8月6~22日まで、夏の甲子園(第104回全国高校野球選手権大会)が、阪神甲子園球場で、コロナ禍の中ですが、今年も無事に開催。
出場49校の色々なデータを元に、管理人独自の視点で、2022年夏の甲子園のベスト4予想を発表します。
今年は、どんなドラマが生まれるのでしょう?
今年は、どんなヒーローが誕生するのでしょう?

センバツで活躍した高校や名門校が地方大会で早々に敗退したり、当初ベスト4に考えていた高校が1回戦や2回戦で対決してしまうなど、2022年夏の甲子園のベスト4予想はなかなか難航したぞ。
2022年 夏の甲子園(第104回全国高校野球選手権大会)の日程
まずは、2022年夏の甲子園(第104回全国高校野球選手権大会)の日程を確認しておきましょう。
日程 | 2022年8月6日(土)~8月22日(月) |
休養日 | 8月17日(水)、19日(金)、21日(日) |
出場校数 | 49校 |
組み合わせ抽選会 | 8月3日(金)16時~ |
2022年 夏の甲子園(第104回全国高校野球選手権大会)ベスト4予想
2022年 夏の甲子園 ベスト4予想 京都国際高校(京都・2年連続2回目)
8月6日追記
大会初日・第三試合に登場し、延長11回5-6×で一関学院(岩手)にサヨナラ敗退。。。
森下君、先発したけど怪我の影響か、全くストレートが走ってなかったし、全球種制球もバラバラ。。。
リリーフした、森田君・松岡君はよく抑えたけど、一関学院の各打者のスイングスピードが速い速い。
8回・9回で4点差をよく追いついたと思うけど、追いつくのが精一杯でした。
森下君、平野君はプロが放っておかないと思うので、上のステージでの活躍を楽しみに待ちましょう!
2022年夏の甲子園でベスト4予想一番手にあげるのは、京都国際高校。
2021年夏の甲子園でベスト4に入り、2022年センバツでは優勝候補の一角に挙げられながらも、コロナにより出場辞退と無念の結果に。。。
2022年夏の甲子園では、抽選の結果、厳しいブロックに入ってしまいましたが、
森下&平野の両エースだけでなく、森田や2年生の松岡・杉原が京都大会では好投し、森下・平野の負担を軽減することに成功。
投手層・投手力共に、出場校随一でしょう。
一方打撃面は、京都大会6試合でチーム打率.357・65安打51得点。
2021年の夏の甲子園・ベスト4のメンバーが引っ張っています。
森下と平野は投手としてだけでなく、打者としても秀逸。
森下は京都大会5試合に出場し打率.632・3ホームラン・13打点で4番打者の役割を果たし、
平野は京都大会6試合に出場し打率.348・1ホームラン・6打点・8得点と1番打者の役割をしっかり果たしている。
下位を打つ2年の金沢が打率.478・8打点・4二塁打、1年でショートのレギュラーを取った藤本が打率.350・4打点・2二塁打、と下位まで切れ目のない打線となっている。
2022年 夏の甲子園 ベスト4予想 大阪桐蔭高校(大阪・2年連続12回目)
2022年夏の甲子園のベスト4予想の二番手は、王者・大阪桐蔭高校。
まずはディフェンス力。
大阪大会7試合で、わずか1失点。そして被安打をわずか20安打に相手打線を抑えるという5人の投手力の高さ。
エラーも7試合で、わずか4つと守りも穴がみあたらない。
一方オフェンスは、センバツの4試合で11ホームラン・51得点という豪打が夏も健在。
チーム打率.371・7ホームラン・54得点で圧倒した大阪大会。
3番・松尾汐恩が打率.333・3ホームラン、4番・丸山一喜が打率.435・1ホームラン・10打点、5番・海老根優大が打率.381・1ホームランと中軸がしっかり仕事を果たしただけでなく、下位を打つ田井が.320・7打点、星子が.455・6打点、鈴木が.500・6打点、とまさに切れ目が全くない打線。
「誰に回そう、という中心選手がいない分、後ろにつなぐ意識が強い」と西谷監督が分析するように、『つなぐ意識』が今年の大阪桐蔭の強みでしょう。
3回目の春夏連覇と、2021年秋の神宮大会含む全国3大会の完全制覇に向けて大阪桐蔭高校の2022年夏の甲子園の試合が楽しみです。



2022年 夏の甲子園 ベスト4予想 日大三高校(西東京・4年振り18回目)
2022年夏の甲子園のベスト4予想の3番目は、日大三高。
今年の日大三高の強みは『打線』。伝統の強力打線がウリの日大三高の中でも、今年の『打線』はつなぐ意識を全員が持っていて、まさに打線となっている。
西東京大会6試合で、74得点・78安打・チーム打率.413と打線爆発なのですが、四死球45・犠打17と「つなぎ」を象徴している面も見逃せない。
3番・富塚隼介は、打率.500・14安打13打点と中軸の名に恥じない活躍をしたが、1番・藤巻一洸の打率.619・13安打11得点・8四死球・4盗塁の出塁があってこそ。
そして、6番・村上太一が打率.588・1ホームラン・8打点、7番・川崎広翔が打率.471・6打点、8番・寒川忠が打率.438・12打点と下位打線の活躍も見逃せない。
ピッチャー陣には全国的に注目される投手は不在だが、西東京大会6試合で11失点・17四死球という安定した投球を見せた。
そして何より右ひじの不安がなくなった矢後和也が投げれる状態に戻り、さらに投手層に厚みを増した。
守備陣も西東京大会6試合で7失策と、キャッチボールを徹底したことで送球エラーが減り、失策が大きく減った。
切れ目のない「つなぎ」を徹底的に意識した打線と、安定した守備・矢後の復帰で厚みを増した投手陣で、2018年以来のベスト4・2011年以来の優勝を狙えるだろう。
2022年 夏の甲子園 ベスト4予想 九州国際大付属高校(福岡・6年振り8回目)
2022年夏の甲子園のベスト4予想のラストは、九州国際大付属高校。
2021年秋の神宮大会でベスト4、2022年センバツでベスト8の実力校が夏の甲子園に返ってきました。
楠城監督が、「今年のチームは穴がない。他のチームに劣ることがない」と自信持って言うほどのチームに仕上がっています。
センバツ3試合で完投したエース・香西一希が春季九州大会で足を負傷し、福岡大会ではコロナ感染のため5回戦から欠場したものの、2年生右腕の池田悠舞が台頭し、香西の穴を見事に埋め、右のエース格に成長した。
池田の持ち味は制球力。福岡大会では34イニングを投げて、3四死球と圧巻の制球力を持っている。
そしてセンバツでは4刀流と言われたキャプテン・野田海人も投げれる状態になっているのが頼もしい。
打線は、4番を打つ野田海人が打率.400・1ホームラン、5番の佐倉侠史郎が打率.500・3ホームラン・17打点と破壊力抜群!
1番の隠塚悠が出塁し(出塁率.500超え・打率.458)、4番5番で返すのが九州国際大付属の得点パターン。
ひとつ気になる点を挙げるとするならば、香西・池田ともに打たせて取るピッチャーだが、福岡大会後半で乱れた守備(福岡大会7試合で7失策)。
甲子園でのエラーは致命傷にもなりかねないので、福岡大会から甲子園までの短期間でどう改善しているかに注目してみたい。



2022年 夏の甲子園(第104回全国高校野球選手権大会)優勝予想
私の優勝予想は・・・
京都国際高校
大阪桐蔭打線は、左ピッチャーだと迫力が段違いに下がる傾向があります。
京都国際のエース左腕・森下君であれば、大阪桐蔭を抑え込めると思っています。
決勝で当たればもちろん、準決勝以前に対戦することとなっても、大阪桐蔭に勝った勢いのまま京都国際が優勝する、と予想します!!
それに、京都国際打線もなかなか打ちますから~~
2022年 夏の甲子園(第104回全国高校野球選手権大会)出場校一覧
最後に、2022年の夏の甲子園(第104回全国高校野球選手権大会)出場の49校を見ておきましょう。
学校名 | 都道府県 | 出場回数 |
旭川大学付属 | 北北海道 | 3年振り10回目 |
札幌大谷 | 南北海道 | 初出場 |
八戸学院光星 | 青森 | 3年ぶり11回目 |
一関学院 | 岩手 | 12年ぶり7回目 |
能代松陽 | 秋田 | 11年ぶり4回目 |
鶴岡東 | 山形 | 3年ぶり7回目 |
仙台育英 | 宮城 | 3年ぶり29回目 |
聖光学院 | 福島 | 3年ぶり17回目 |
明秀日立 | 茨城 | 初出場 |
国学院栃木 | 栃木 | 37年ぶり2回目 |
樹徳 | 群馬 | 30年ぶり3回目 |
聖望学園 | 埼玉 | 13年ぶり4回目 |
市立船橋 | 千葉 | 15年ぶり6回目 |
二松学舎大付 | 東東京 | 2年連続5回目 |
日大三 | 西東京 | 4年ぶり18回目 |
横浜 | 神奈川 | 2年連続20回目 |
山梨学院 | 山梨 | 3年ぶり10回目 |
日本文理 | 新潟 | 3大会連続12回目 |
佐久長聖 | 長野 | 4年ぶり9回目 |
高岡商 | 富山 | 5大会連続22回目 |
星稜 | 石川 | 3年ぶり21回目 |
敦賀気比 | 福井 | 4大会連続11回目 |
日大三島 | 静岡 | 33年ぶり2回目 |
愛工大名電 | 愛知 | 2年連続14回目 |
県立岐阜商 | 岐阜 | 2年連続30回目 |
三重 | 三重 | 2年連続14回目 |
近江 | 滋賀 | 4大会連続16回目 |
京都国際 | 京都 | 2年連続2回目 |
大阪桐蔭 | 大阪 | 2年連続12回目 |
社 | 兵庫 | 初出場 |
天理 | 奈良 | 5年ぶり29回目 |
智弁和歌山 | 和歌山 | 5大会連続26回目 |
創志学園 | 岡山 | 4年ぶり3回目 |
盈進 | 広島 | 48年ぶり3回目 |
鳥取商 | 鳥取 | 11年ぶり3回目 |
浜田 | 島根 | 18年ぶり12回目 |
下関国際 | 山口 | 4年ぶり3回目 |
高松商 | 香川 | 3大会連続22回目 |
鳴門 | 徳島 | 3年ぶり14回目 |
帝京五 | 愛媛 | 初出場 |
明徳義塾 | 高知 | 3大会連続22回目 |
九州国際大付属 | 福岡 | 6年ぶり8回目 |
有田工 | 佐賀 | 9年ぶり2回目 |
海星 | 長崎 | 3年ぶり19回目 |
九州学院 | 熊本 | 7年ぶり9回目 |
明豊 | 大分 | 2年連続8回目 |
富島 | 宮崎 | 3年ぶり2回目 |
鹿児島実業 | 鹿児島 | 4年ぶり20回目 |
興南 | 沖縄 | 4年ぶり13回目 |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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